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3月の読書メモから。

最近月一冊読むのが限度である。もっぱら子供達が寝静まってから自分の時間は始まる。今は3ヶ月の長女が一番寝付くのが遅い為、結局夜中まで抱っこするハメになるので疲れて一緒に就寝するのがいつものオチなのだ。
そんな中、発見したのがラジオを聴きながら一番下の子を抱っこゆらゆら寝んねである。この方法は耳だけ傾ければ楽しい時間が始まる。最近は小説なんかを有名人が代わりに読み上げてくれるのもあるみたいだし、これは活用しなきゃだなと最近思う。こんなのに詳しい人がいたら教えて欲しい。

4月に入りましたよ。新元号発表ですが、その前になんとなく3月の読んだ本をオススメしておきたいと思って朝から書いています。 
2冊、どちらも共通するのは放射能と原発、環境破壊です。
「原発はいらない。だけど、反原発を掲げる人も、原発推進者も、どちらも一緒だ。そこには当事者である我々は存在しない。“フクシマの人“というくくりでしかない。個を見つめようとはしない。」そんな内容が頭ガツーンと殴られる。避難すると選択した人も、その土地に残ると決めた人の選択もどちらも私達が何だと言う資格はない。生きている限り生活は続く。何を大事にして、何を信じて、何を守って生きていくかは一人一人違うから。
「土の話」は絵本。東北弁丸出しの語りで、リズミカルに子供達に読んであげると非常に喜ぶ。内容は意外とシビアなのにそのギャップが面白い。
子供達はよくわからないから素直に「ホウシャノー?土がイタイって言ってるのー?」と聞いてくる。

3.11が日本人に残した爪痕はずっと残り続ける。
あの日から何かが…大きく変わってしまった事を言わずとも皆心の奥底に抱えて生きている。
子供達に未来は素敵だと教えてあげれるだろうか。

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